静岡県から、駿河総合高校様がやってきました!
「開発と文化コース」「世界人コース」「自然コース」の3つに分かれて実施。
今回は、フィールドワークがパワーアップした「自然コース」の様子をご紹介。
亜熱帯特有の自然を探しにいく「森の指令ゲーム」を実施。
出されたお題は全部で13ミッション!
●アディダス模様のチョウチョを探せ!
●すけすけの葉っぱを探せ!
●宝石のようなキラキラ虫を探せ!
●網を張るクモはどこだ!
●イボイボの葉っぱを探せ!
●岩から生えている木ってなに!?
●羽のない、度胸がすわったバッタを探せ!
●アシメントリーな葉っぱを探せ!
●下を向いている可憐な花を探せ!
●虫が書いた絵を手に入れろ!
●緑色のカタツムリ?を探せ!
●踏んでも割れない強固な木の実を探せ!
●枝のような昆虫を必死に探せ!
「虫が苦手~」と言っていた生徒さんも、宝探しのように目をキラキラさせて
必死に探しはじめました。
「どうして透けているんだろう?」「こんなの静岡で見たことないね」
「イボイボって固いんだ!」「岩から生えないでしょ!」などなど、散策しながら自然と疑問に思うこと、触ってみての感想などがチラホラと出ていました。
フィールドワークを終えての振り返りでは、沖縄の気候・地質・地形条件等による特徴的な土壌で分解が早く、葉脈だけが残ること。それに関係して戦没者遺骨の発見が難しいことなど沖縄戦と亜熱帯気候の関係性など教わりました。
また、琉球列島の島々の特徴についても触れ、低島は平地のため開発が進んでいったが、断層がある部分は都市開発に不向きでそのまま自然が残っている、など都心部に残された自然環境のなりたちと、それを保全するためにできることを考えていきました。
自然が苦手でも、私たちの暮らしは、生物多様性の恵みがあってこそのものだということを、ワークショップを通して、たくさんの気づきを得ることができました!
皆さんが少しでも静岡の自然環境分野に目を向けることができれば幸いです!