6月の世界塾は、子育て世代が世界を知り楽しめる会を企画しました。
大人にとって学びがあり楽しめる場で、お子様にも安心して過ごせる場をつくりたい!という思いで2部構成で実施しました。
まずはアイスブレークで参加者の緊張をほぐします。
はじめは緊張していた参加者もボールを投げながら楽しくコミュニケーションを図り、会場の雰囲気が和らいだあとにさっそく第一部へと移りました♪
\第1部 みんなでエレイのペイント体験🎨/
親子で楽しめるようクイズも交えながらポリネシアの文化について紹介しました。
大航海を経てオセアニア諸島に移り住んだポリネシアの人々は、実は日本人と同じモンゴロイド!
そんな大航海の中での伝承方法では、文字は使わず歌や絵柄が大きな役割を担っていました。
そこから、ハワイのKAHIKO(古典フラ)のことやポリネシア文化として定着するトライバルタトゥーの意味、洋服に使用される柄模様の意味を紹介し、実際にエレイづくりに挑戦しました!
エレイの型と色を選び、ポーチにステンシル!
実はこのデザインの型は、レントゲン写真のシートをリサイクルして作られており、よく見るとうっすらと人の名前や日付などが書かれています。
子どもも大人も楽しみながら独自のデザインを完成させ、世界で一つだけのポーチが完成しました(^^)
\第2部 参加者どうし意見交換/
後半は、大人がメインの時間です。
日本とサモア🇼🇸の育児や教育環境の違いを協力隊OVのあずささんが紹介しました。
サモアでは、子どもがどの家にも行き来でき、地域で子どもを育てる環境があるが、その反面、子どもは大切な働き手で、学校を途中で辞退する現状があります。
日本とサモアの違いを共有したあとに今の子育て教育の悩みや、こんなことをしたいな、というアイディアを出しあうグループワークを行いました。
「コミュニティーへの触れ合いが少ないけどどうしたらいいんだろう・・・」
「習い事をさせるべきなのか・・・」
「外で遊ばせたいけど、2人子どもがいると難しい・・・」
そんな、身近な悩みを共有したり、
「悩んだ時に集まれる場所があると良いな~」
「考える力がついて周りのお友達といい影響を与え合ってくれると良いな~」
「海外の子どもと触れ合える場があると良いな~」
という希望もシェアし、参加者同士でアイディアを出し合いました。
街のイベントの共有や、こんなふうに解決したらいいかも!というアイディアが沢山出てきました。
イベント終了後には、参加者同士のゆんたくタイムも続き、新たな共通点や仲間が増えたようです♩
ちなみに大人のゆんたくをしている間、お子さまたちは、楽しそうに大学生のお兄さんお姉さんと遊んでいました♪
JICA海外協力隊の経験を共有するだけでなく、子育て世代が集い、親子で世界のことを学んだり、悩みやアイディアを共有したりすることで新しい場づくりを提供できたのではないでしょうか。
次の世界塾は、~9月16日(土)協力隊の基本のキ講座~
皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!