JOCA東北では、6月20日(木)から3週(3回)にわたって日本語交流サポーター育成講座が行われました。2022年の秋にも行われた日本語交流サポーター育成講座。今回は第2回目の開催でした。
現在、宮城県内の在住外国人は26000人を突破し、岩沼市には600人以上の外国人が暮らしています。(令和6年2月末時点)JOCA東北では、昨年度外国人住民と日本語交流サポーターが日本語で話し、交流を深めながら日本語習得につなげる「いわぬま日本語ひろば」を計22回開催しました。アンケート結果より、日本語ひろばが「日本語の上達」や「互いの文化を知り交流できる場」になっていること、9割以上の外国人参加者が今後も参加したいと答え、引き続き日本語ひろばの開催が求められていることがわかりました。そこで、今年度は日本語ひろばの更なる交流サポーターの育成、担い手の増加を目的とし、本講座を開催する運びとなりました。
育成講座には岩沼市民、岩沼に職場や学校のある約30名より申込があり、平日の夜にも関わらず全3回の講座でほぼ満席のご参加をいただきました。
講師は前回同様、MIA地域日本語教育コーディネーターの鈴木先生にお越しいただき、よいサポーターになるための講義をしていただきました。参加者アンケートでは、講座の内容に関して9割以上が満足と回答し、「外国語として見たときの日本語の特徴」や「やさしい日本語でのコミュニケーションの取り方」がよく理解できたと感想をいただきました。
講座を受けた方には、今後は日本語交流サポーターとして、いわぬま日本語ひろばに参加していただきます。
日本語ひろばへ参加希望の外国人も日に日に増えており、サポーターのみなさんと共にますます日本語ひろばを盛り上げ、地域に暮らす外国人と岩沼市民の交流の場としてさらに発展していくことを目指しています。
【JOCA職員が日本語ひろばについて説明する様子】
(担当者:JOCA東北 グローバル推進グループ 河下・遠藤・西村)