昨年度に引き続き、山脇学園高等学校さまをお迎えしました!
修学旅行での学びにおいて「平和学習」に重きをおいている山脇学園高校さまは、長崎県~沖縄県まで大移動!
戦争がもたらした悲劇と現在の沖縄が抱えるSDGs課題を織り交ぜながら探究学習を実施。
4つのコースを実施した中で、「自然コース」に参加した生徒の取り組みをご紹介。
フィールドワーク先は那覇市の末吉公園。
沖縄の自然といえば本島北部へ行くことが多いですが、都市部に残された貴重なエリアをご案内。沖縄県の島の特徴をみんなで推測することからスタート。
島の成り立ちから、琉球石灰岩のこと、亜熱帯多雨林特有の事情を専門家からお話しを解説してもらい、末吉公園に住んでいる動植物を探すミッションに繰り出しました。
一定の方向ばかり探していた生徒さん。
次第に生息地域や気候性などに気づきながら、上・横・下と目をぐるぐるし自然とチームで役割を決めながら進んでいきました。
生態系の連鎖について楽しみながら学べるワーク“やまあっちゃーカードゲーム”では、各チームの気づきが多く見られました。
生徒の様子をそっと眺めていると、他グループ同士でトレードしながら進めているチームも!
情報交換をするグループ、カード得点同士を交換し合うグループなど、それぞれが試行錯誤し
得点稼ぎに重きを置くチーム、協調性を大事にしあうチーム、個々の主体性が次々と出てきて
虫が苦手だったはずの生徒さんの表情も変わる様子を伺うことができました。
東京に帰ったらぜひ、ご家族にも沖縄の自然のこと話したり、また大人になって沖縄を訪れてくれたらいいなと思います。
カードアクテビティで覚えた「くわっちーさびら!」、ぜひ覚えていてくださいね。
次は山脇学園高校サイエンスクラスさんの実施模様をお伝え予定!ぜひ見てください。